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掻爬法のキューレットの代わりに特殊な専用器具を使って、皮膚内の組織を均一に削ぎ取るという方法です。この専用器具はハサミの形状をしており、片方の刃に当たる部分にはローラーがもう片方には皮下組織を掻き取る刃がついています。
わきに1センチほどの切れ目を入れて、刃の方を皮下組織に差し込みます。ローラー部分を皮膚表面に当て、転がしながら皮膚内の組織を均一に削ぎとっていく手法です。この方法は上手く施術すればアポクリン汗腺だけでなく、エクリン汗腺や皮脂腺まで取り除くことが可能で、わきが・多汗症の両方を治療することが可能です。
しかし、一度に広範囲の施術をすることができないのが欠点です。わき全体を行うには、結局、数ヵ所に切れ目を入れますから、傷跡が多く残ってしまうことになります。また皮膚を薄く削ぎ取るため、皮膚に黒ずみが残りやすく、かなりの熟練した医師の技術が要求されます。技術が未熟だと、皮膚に穴を開けてしまうこともあります。3日の入院と、術後1週間はわきを固定しておく必要があるなど、手術に伴う体への負担や生活への支障を充分考慮しなくてはなりません。