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ワキガが食生活と大きな関わりを持ちますが、、日本でワキガの発生が増加したのは第二次世界大戦が終わり、その後食生活が欧米化したことに大きな影響を受けていると考えることが出来ます。
日本はもともと農耕民族でした。ですから主食は米、麦、豆などの穀類、そしてタンパク質は魚介類、脂肪は大豆、菜種からとった植物油を主としていたのです。これは日本人に適した食生活であり、肉類をとる習慣はありませんでした。
第二次世界大戦が終わり、アメリカ軍が進駐してきた時、あまりにやせ細った日本人を見て、これではいけないと、アメリカは、日本人の食生活の改善を軍の命令として実行させました。もっと油を食べること、動物性タンパクを摂取することえお命じ、高タンパク、高脂肪の食事に切り替えさせたのです。
農村では保健所や町村の婦人会が中心となって、料理講習会などが積極的に行われたといいます。こうして、栄養だけでなくこってりした味も浸透し、日本人の嗜好に合っていたのでしょう、この高タンパク高脂肪の食生活は現代まで引き継がれてきたのです。
しかしこの食生活により、カロリー過多で肥満児は増え高血圧、糖尿病などの成人病は一気に増加しました。これはカロリーを取りすぎる食生活が原因だと考えられています。また、「日本国民に高タンパクを」と説いたアメリカでは、現在、低タンパク低脂肪の和食がダイエット食としてもてはやされ、ブームになっているという皮肉な現象も起きています。
そうしたアメリカ式食事による弊害のひとつがワキガなのです。高タンパク高脂肪、つまり高カロリーの食事を摂ることによって、ワキガや体臭のもとになるアポクリン汗腺、エクリン汗腺、そして皮脂腺の3つから出る汗、つまり体臭やワキガの原因になる分泌物が多く出てくるので、結果としてワキガも増えるのです。このように、ワキガと食生活には奇妙な因果関係があります。
ですから、もし、ワキガを防ごうと思うなら、できるだけ動物性タンパク、動物性脂肪は避け、植物性の食事に切り替えてみて下さい。