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汗をたくさんかくだけならそれほど大きな問題になりませんが、その裏に思わぬ病気が潜んでいることもあるので、要注意です。
例えば、高齢者は通常、代謝が低下しますので、汗の量は減少するのが一般的な傾向です。しかし、逆に汗がたくさん出る場合は、なにか疾患を抱えている可能性があります。
微熱を伴う場合などは、感染症が疑われます。また、糖尿病を患っている人が、急に大量の汗をかいた場合、低血糖状態になっていることが考えられ、この場合は、即座に糖分の補給をする必要があります。甲状腺機能亢進症の初期微候でも、異常に汗をかきやすくなります。発汗の他、手の震えや動悸をともなっていないか調べてみてください。
高齢の肥満者で、心機能に負担がかかり過ぎると、ちょっとしたことで大量の汗をかくことがあります。心機能が低下していることも考えられるので、心電図や血圧などの検査をしてみて下さい。脳卒中の後遺症を残す方は、発汗調節機能も障害を受けていますので、部分的な発汗が多く出ます。
また、老年期に入っての様々な不安による自律神経失調症の病状の一つに、発汗異常が見られることがあります。
これらのような症状の場合は、多汗症ではないので、専門医の診察を受け、適切な治療を行うことが大切です。